雪輪(ゆきわ)の柄について
雪輪の柄は、六角形の氷の結晶を円形に図案化したものです。ふんわりした丸い形に6ヶ所の小さな凹みがあるのが特徴で、雪解け前の雪の様子を表現したものと言われています。雪から溶け出す「雪解け水」には普通の水よりもミネラル分が多く含まれており、大地に栄養を与え、動物や植物の成長を大きく促すそうです。
雪輪柄には、雪解け水によって育まれる動物や植物の成長が早いことから「お子様の成長と繁栄を願う気持ち」が込められています。氷の結晶の美しさを崩すことなく描かれる柔らかな形状には、「美しさ」と「柔らかさ」をともに備えたような、そんな感性が感じられます。
産着は「初着」とも言われ、生まれたばかりの赤ちゃんが、初めてきれいな服を着ることができる行事です。いろんな願いをこめてお子様を包み込んでみてはいかがでしょうか?