宝船(たからぶね)の柄について
船は海を渡る際に人や物を載せて運ぶ乗り物で、車や電車がない時代に最も早く進む乗り物でした。人生はよく航海に例えられますが、宝船は新しく生まれた命を導く助けとなるように選ばれてきたのかもしれません。
宝船は、大きな帆に大量の荷物(お米・金銀財宝)が積み込まれ、まさに順風満帆を絵に描いた光景です。そんな宝船には「人生という航海の助けとなるように」や「食べるものに困らない様に」といった願いが込められています。
産着は「初着」とも言われ、生まれたばかりの赤ちゃんが、初めてきれいな服を着ることができる行事です。いろんな願いをこめてお子様を包み込んでみてはいかがでしょうか?