熨斗(のし)の柄について
熨斗とは「慶弔の席での贈答品につける飾り」のことで、現代ではよく水引きと一緒に描かれています。長寿を表す「鮑(あわび)」を薄く切って乾燥させた「熨斗鮑(のしあわび)」が、献上品として贈られていたことに由来するそうです。
熨斗には、「お祝いの気持ち」や由来となった鮑の持つ「長寿・健康を願う気持ち」が込められています。そんな熨斗が束ねられた「束ね熨斗(たばねのし)」には、多くの人からのお祝いの気持ちが現れています。
産着は「初着」とも言われ、生まれたばかりの赤ちゃんが、初めてきれいな服を着ることができる行事です。いろんな願いをこめてお子様を包み込んでみてはいかがでしょうか?