龍(りゅう)の柄について
龍は、誰もが知る空想上の生き物で「力強く」「神聖で」「格好いい」といったイメージがあります。また、鯉のぼりの語源となった「鯉の滝登り」の逸話や十二支の干支の一つになっているなど、現代でも馴染み深い生き物です。また、龍は古代中国の神話で天の四方のうち「東」を守護する4匹の霊獣の一体で、色は「青」を、季節は「春」を象徴しており「青春」という言葉の由来にもなっています。
龍は、巨大な体で悠々と天を舞うとされるその姿に「尊敬の念」を込めて描かれることが多く「人々の理解を超越した存在」の象徴となっています。その姿には「立派な男の子に育ってほしい」という願いや「力強く成長してほしい」という願いが込められています。
産着は「初着」とも言われ、生まれたばかりの赤ちゃんが、初めてきれいな服を着ることができる行事です。いろんな願いをこめてお子様を包み込んでみてはいかがでしょうか?