『梅』産着の柄について考える。

『梅』産着の柄について考える。

花言葉:上品・高潔・忍耐・忠実
紅梅:あでやかさ
白梅:気品

梅は寒い冬の終わりにどの花よりも早く蕾を開き、芳香を放ちます。
結婚や出産に適した柄と言われていますが、苦難にも耐え、まっすぐ生きて見事に花咲かせる様子がとてもめでたいと昔の人は感じたそうです。

人生においてもたくさんの苦難が待ち受けてようと強く咲く梅のような女性であって欲しいという願いが込められますね。

また、天神様の社紋には梅にかかわるものが多く、学業、学問の成就を祈念する花といわれます。
学問の神様の菅原道真公が梅をこよなく愛していたことにも由来しますね。
道真が5歳のときに詠んだ和歌に

「美や 紅の色なる 梅の花  あこが顔にも つけたくぞある」
(美しいなぁ 紅色をした 梅の花は 
 あこ(道真の子供のころの名前)のほっぺにも つけたくなっちゃうよ)

とあるそうです。
とても子供らしく、可愛らしい和歌ですね。

梅の花は冬に咲く花であることから生まれた季節で選んでみるのもいいかもしれませんね。

水彩のような梅に鹿の子模様の梅など、種類も豊富

『お宮まいり日和』で取り扱う女の子用産着は、大小さまざまな梅の柄をちりばめて、美しい産着をご用意しております。見た目の美しさとそれぞれの花が持つ意味、その両方を考えながら産着を選ぶ時間もまた、楽しいものですね。

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