『兜‐かぶと‐』産着の柄に迷ったら、男の子の象徴である兜がおすすめ。

『兜‐かぶと‐』産着の柄に迷ったら、男の子の象徴である兜がおすすめ。

祝い着にはなぜ、兜の柄が多いの?

五月人形で馴染みのある兜。男の子ならではの象徴的なモチーフではないでしょうか。「鷹」とともに男の子の着物でも良く使われる柄の一つです。

戦国時代では、武士は戦地に赴くとき兜や甲冑、弓などを身にまとっていました。兜は戦いにおいて、頭部を守る大切な道具として後世に受け継がれてきたのでしょう。当時は病で亡くなる子供も多かったことから、兜には大切な我が子の身の安全を守るためのお守りとしての意味や健やかに育ってほしいという願いが込められていたそうです。

また、豪華な飾り兜は権威の象徴であり、武士の中でも身分の高い人だけが被ることを許されていたことから、出世や家長として立派に育ってほしいという願いも込められているそうです。

ひと味違う兜なら、竜頭兜がおススメ。

竜頭とは兜(かぶと)の前立(まえだて)の飾り。たつがしらと読みます。
龍についてでもご紹介した通り、龍には強さや勇ましさのイメージがあり、伝説の生き物としても人気です。

こちらが竜頭の兜

武将の兜には特徴のあるモチーフが施されていますが、安土桃山時代に活躍した、「鬼武蔵」の異名を持つ蘭丸の兄・森永可(もりながよし)は竜頭の兜だったそうですよ(なんだか強そー!!)強さや逞しさの象徴とも言える兜柄はまさに男の子にぴったりな柄ですね。

『お宮まいり日和』では兜モチーフの産着を、定番の黒から艶やかなブルーまでたくさんご用意しております。お子様の健やかな成長を願って、兜の柄を選んでみてはいかがでしょうか。


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