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『龍』のモチーフは格好良いデザイン好きの方におススメ

男の子に鷹と兜に次いで人気の「龍」。
プリントTシャツやアニメ、映画などでも目にしますね。伝説の生き物の中でもとくに、強さやたくましさの象徴として多くの人に愛されています(力強いモチーフから恐いといったイメージもあるかも・・・)

金彩加工や刺繍が施されたものはより一層迫力があります。


龍には様々な神話がありますが、元は大地と水の神であり、天に上るその姿から、出世や飛躍を願う意味もあるそうです。
また、辰年生まれの男の子に縁起物として選ばれることも多い柄なんですよ!

また、竜頭(たつがしら)と呼ばれる、兜(かぶと)の前立(まえだて)として龍が飾られているものも、一味違った人気のデザインです。

 

『鶴』長寿だけじゃない、男児産着に込められた鶴柄の意味

日本のシンボル的な存在である鶴。昔話「鶴の恩返し」でもおなじみです。

お宮参り以外にも、七五三や成人式、結婚式といったおめでたい席に着る、着物の柄にもよく使われる鶴ですが、どのような意味が込められているのでしょうか。

1つ目は、長寿。「鶴は千年亀は万年」と言う言葉にもあるように、長寿を祈るのに相応しい模様であるとされてきました。

2つ目は、幸福。鶴に声聞けば喜び事ありというように鶴が舞ってきた時は縁起が良いと様々な地方で言い伝えがあります。

3つ目は、夫婦円満。鶴はつがいになると生涯パートナーを変えないと言われることから夫婦がいつまでも幸せに暮らせるようにと願いを込めて結婚式などの場で使われています。

こんなに素敵な意味を持つ鶴柄。他の柄とともに使われていることが多いのでぜひ探してみて下さいね!

『花丸文』女の子用産着の柄について考える。

様々な花葉やその枝花を丸くリース状に丸く纏めたり、円で囲んだ中に花をおさめている文様です。

優雅で古典的な文様として現代でも多く用いられており、振袖や訪問着、袋帯などに使用されています。

また紋所におしゃれ紋としても使われる文様です。

美しい金彩加工に、桜が描かれた花丸文

丸のモチーフには始まりも終わりもない、無限の発展を表す縁起の良い形とされてきたようです。
円=縁に繋がることから花嫁衣装にも好まれます。
日本の国旗が「日の“丸”」ということもあり、丸という形は完全と統一、無限の発展など、多くの神秘的な意味があるようです。

そういえば、この花丸文をはじめ、鞠、鈴、牡丹と「丸」のモチーフは女の子の柄にはよく使われますね!それだけ良縁に恵まれることを願っていたのでしょうね。
将来、仕事や友人、周りの様々なご縁に恵まれる素敵な女性になって欲しいという思いを込めて選んでみるのもいいかもしれませんね!




『折り鶴』柄で、鶴とはちょっと違う、女の子産着ならではの可愛らしさを。

鶴の柄は男女ともに産着に使用されますが、女の子の着物には「折り鶴」が使われることが多いようです。
折り鶴の方がデザインとして可愛らしい印象に加え、子どもが喜ぶものを持たせるという玩具的な意味や願いや祈り、想いを届けるものとして使われます。

雪輪文様の上に折り鶴を重ねたデザイン。色とりどりの花に囲まれて本当にきれいです!

「鶴は千年」と言われるように生命力の豊かさ、延命長寿の象徴、高貴の象徴とされる瑞鳥。

洗練された品格あふれる美しい姿から、婚礼衣装にも多く用いられる吉祥文様です。

吉祥文様とは、吉祥には幸福や、繁栄、この上なく縁起がいいことなど、おめでたい意味があることから結婚式などにも用いられる定番の柄でもあります。同じように吉祥の意味を持つ松や亀、瑞雲などと組み合わせられることも多いです。
一緒に描かれているモチーフにも注目して選んでみてください。

『お宮まいり日和』では折り鶴が描かれた女の子用産着をご用意しております。お子様の幸福な未来を願う気持ちを、可愛らしい折り鶴のデザインに込めて、ぜひお宮参りの際に羽織られてみてはいかがでしょうか。

『松竹梅』吉祥文様の定番は、耐え忍び、花を咲かせるめでたさの象徴。

松竹梅は冬の寒さに耐える友とすべきものの意味をもつ歳寒三友として忍耐力や命の誕生、おめでたい意味のある松竹梅の3つの植物を合わせた柄です。

様々な柄の間に描かれた松竹梅

おめでたいものとして初着にはとてもふさわしい柄ですが、あまり大きく描かれることはなく、メイン柄のバックやサブ的に使われることが多いので一緒に描かれている柄にも注目して選んでみてもいいかもしれません。

こちらは女の子用産着。様々な花に松竹梅が紛れていますがわかりますか?


松は常緑樹で砂地や岩だらけの厳しい環境でも育ち、真冬であっても新緑の葉をつけます。
千年の樹齢を保つことなどから長寿の象徴として吉祥文様とされています。
また、めでたい木として、正月の門松にも使われており、平安時代より格調の高い文様です。


竹には竹取物語に代表されるように「子供」の意味があります。
竹は約3か月で親と同じ大きさまで成長するそうです。
竹取物語のかぐや姫も3か月で年頃の娘に成長しました。(!?)
まっすぐと天に向かい伸び、一年を通じてみずみずしい青い葉をつけ、旺盛な生命力と中空で、節がありますがこれは裏表のない高潔さと節操を意味します。
竹には節度を持ち人生を迷うことなくまっすぐ進むことができるようにという願いが込められています。


梅は寒い冬の終わりにどの花よりも早く蕾を開き、芳香を放ちます。
結婚や出産に適した柄と言われていますが、苦難にも耐え、まっすぐ生きて見事に花咲かせる様子がとてもめでたいと昔の人は感じたそうです。
天神様の社紋には梅にかかわるものが多く、学業、学問の成就を祈念する花といわれます。
学問の神様の菅原道真公が梅をこよなく愛していたことにも由来しますね。

大胆に松竹梅をメインに描いた産着も!このデザイン、格好良いと当店の女性スタッフに大人気!

『お宮まいり日和』で取り扱う産着の中には、松竹梅をはじめとするさまざまな植物が描かれた祝い着がたくさんあります。植物はそれぞれ美しいデザインとなり、産着を華やかに彩ります。それぞれの花の意味を考えながら産着を選ぶととても楽しいですよ。

『扇』が描かれた産着で明るい未来を願う。

扇の柄は末広がりの形をしていることで、繁盛や海運のモチーフとしておめでたい柄の一つとされています。
末広がりとはその名のとおり、「未来への展望が明るい」という意味です。
縁起物とされており、発展、繁栄を願う縁起のよい柄です。

様々な花が描かれた扇は金彩加工でさらに華やか。

日本では室町時代から祝いの席のご祝儀に扇を送るならわしがあり、今でも礼装として着る着物にはセットで扇を持つことが多いようですよ。

扇の骨組みを省略して文様化されたものが多いですが、扇の要という言葉があるように、扇子を忠実に描いたものはすべての「要」となるような人にという意味合いもあるそうです。

よく見ると扇の中に草花や動物、吉祥文様など様々な柄を配置していることもあるので扇の柄にも注目して選んでみるのも良いかもしれませんね。

『お宮まいり日和』では扇が描かれた女の子用産着をご用意しております。縁起物の扇で華やかに彩られた産着を是非探してみてくださいね。

『梅』産着の柄について考える。

花言葉:上品・高潔・忍耐・忠実
紅梅:あでやかさ
白梅:気品

梅は寒い冬の終わりにどの花よりも早く蕾を開き、芳香を放ちます。
結婚や出産に適した柄と言われていますが、苦難にも耐え、まっすぐ生きて見事に花咲かせる様子がとてもめでたいと昔の人は感じたそうです。

人生においてもたくさんの苦難が待ち受けてようと強く咲く梅のような女性であって欲しいという願いが込められますね。

また、天神様の社紋には梅にかかわるものが多く、学業、学問の成就を祈念する花といわれます。
学問の神様の菅原道真公が梅をこよなく愛していたことにも由来しますね。
道真が5歳のときに詠んだ和歌に

「美や 紅の色なる 梅の花  あこが顔にも つけたくぞある」
(美しいなぁ 紅色をした 梅の花は 
 あこ(道真の子供のころの名前)のほっぺにも つけたくなっちゃうよ)

とあるそうです。
とても子供らしく、可愛らしい和歌ですね。

梅の花は冬に咲く花であることから生まれた季節で選んでみるのもいいかもしれませんね。

水彩のような梅に鹿の子模様の梅など、種類も豊富

『お宮まいり日和』で取り扱う女の子用産着は、大小さまざまな梅の柄をちりばめて、美しい産着をご用意しております。見た目の美しさとそれぞれの花が持つ意味、その両方を考えながら産着を選ぶ時間もまた、楽しいものですね。

青森県のお宮参りスポットを紹介します!

大切なお子様のお宮参りが素晴らしい1日になりますように。

お子様のご健康と幸せを願って、

青森県で人気の高い神社をいくつかご紹介します。

岩木山神社

津軽富士とも呼ばれる美しい岩木山のふもとにある岩木山神社は「奥の日光」という異名を取るほど秀麗で季節折々の景色を感じながらお参りすることができます。

〒036-1343 青森県弘前市大字百沢寺沢27

TEL 0172-83-2135

初穂料 お気持ち(相場1人5,000円~10,000円)

受付時間 8:30~16:00

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『雪輪』は自然を尊ぶ日本人の心を映した吉祥文様

雪輪は雪の結晶の形から生まれた文様です。雪の文様は様々ありますが、雪輪文様は比較的近代の意匠だと言われています。
不思議なことに顕微鏡のない時代から雪の結晶は六花と言われていたそうです。(なるほど、だから北海道のバターサンドで有名な六花亭は雪の結晶の意味だったんですね!!)

雪輪文の形は六角形の雪の結晶の輪郭を曲線で繋いだものです。丸っこい柄に六ヶ所くぼみがある文様と言った方が分かりやすいでしょうか。

これが雪輪文様です。雪と言っても華やかなデザイン♪

寒い冬に積もった雪は、春になれば雪解け水となり、野山の草花をはぐくみ、さらに秋の実りをもたらします。

このことから雪は五穀の精と言われており、その年が豊作になる吉祥の象徴ともいえます。

雪と聞けば冬のイメージが強いですが江戸時代の小袖には涼しさを演出されるために夏の着物に描かれることもあったそうなので、あえて夏生まれの女の子に使ってみるのも良いかもしれませんね。

『お宮まいり日和』では雪輪文様が描かれた女の子用産着を様々ご用意しております。一見儚げな雪の模様を、華々しくデザイン化した雪輪文様は幸せな女の子を彩るのにぴったりです。ぜひお宮参りに雪輪文様を選んでみてはいかがでしょうか。

『兜‐かぶと‐』産着の柄に迷ったら、男の子の象徴である兜がおすすめ。

祝い着にはなぜ、兜の柄が多いの?

五月人形で馴染みのある兜。男の子ならではの象徴的なモチーフではないでしょうか。「鷹」とともに男の子の着物でも良く使われる柄の一つです。

戦国時代では、武士は戦地に赴くとき兜や甲冑、弓などを身にまとっていました。兜は戦いにおいて、頭部を守る大切な道具として後世に受け継がれてきたのでしょう。当時は病で亡くなる子供も多かったことから、兜には大切な我が子の身の安全を守るためのお守りとしての意味や健やかに育ってほしいという願いが込められていたそうです。

また、豪華な飾り兜は権威の象徴であり、武士の中でも身分の高い人だけが被ることを許されていたことから、出世や家長として立派に育ってほしいという願いも込められているそうです。

ひと味違う兜なら、竜頭兜がおススメ。

竜頭とは兜(かぶと)の前立(まえだて)の飾り。たつがしらと読みます。
龍についてでもご紹介した通り、龍には強さや勇ましさのイメージがあり、伝説の生き物としても人気です。

こちらが竜頭の兜

武将の兜には特徴のあるモチーフが施されていますが、安土桃山時代に活躍した、「鬼武蔵」の異名を持つ蘭丸の兄・森永可(もりながよし)は竜頭の兜だったそうですよ(なんだか強そー!!)強さや逞しさの象徴とも言える兜柄はまさに男の子にぴったりな柄ですね。

『お宮まいり日和』では兜モチーフの産着を、定番の黒から艶やかなブルーまでたくさんご用意しております。お子様の健やかな成長を願って、兜の柄を選んでみてはいかがでしょうか。